2017年02月27日
「昔はなし」その224 鴻斎につれられて
鴻斎につれられて
私は石川鴻斎につれられて、支那の公使館
へ行ったことがあります。
公使は何如章という人で、石川は筆談で話を
していました。私はポツンとして眺めていました
が、公使は水を通ってくるラッパみたいなもの
でタバコを喫っていました。そのとき、タバコの
火をつけるのに紙まきの線香みたいなものが
ありました。
ぱっと吹くとぱっとほのほが出るんです。変っ
ているものだと思って珍らしさに五、六本ほど
もらって帰りましたが、今考えても、どういうわ
けのものだったかよくわかりません。
私は石川鴻斎につれられて、支那の公使館
へ行ったことがあります。
公使は何如章という人で、石川は筆談で話を
していました。私はポツンとして眺めていました
が、公使は水を通ってくるラッパみたいなもの
でタバコを喫っていました。そのとき、タバコの
火をつけるのに紙まきの線香みたいなものが
ありました。
ぱっと吹くとぱっとほのほが出るんです。変っ
ているものだと思って珍らしさに五、六本ほど
もらって帰りましたが、今考えても、どういうわ
けのものだったかよくわかりません。
Posted by ひimagine at 06:00│Comments(0)
│豊橋の昔はなし