2017年02月22日
「昔はなし」その219 小華写真の理くつ
小華写真の理くつ
小華が亡くなってからのことです。親崋山先
生の建碑式が行われたおり、小華の写真も碑
前に飾って神主が祝詞をあげることになりまし
た。前々小華の未亡人須磨子のところへ、写
真を借ることを奉賛会の幹部が頼んではおき
ました。
いよいよ、当日、別の幹部がその写真を借り
にいくと、須磨子は「私は知らない、聞いてい
ない」というのです。「どういうわけでしょうかし
ら、実はXXさんからお願いしてある筈ですが」
というと「あゝXXさんからなら聞いています」と
いって、すぐ写真を出しました。
須磨子は文筆ならびなき女性でしたが、そう
いう理屈の多い人でした。
小華が亡くなってからのことです。親崋山先
生の建碑式が行われたおり、小華の写真も碑
前に飾って神主が祝詞をあげることになりまし
た。前々小華の未亡人須磨子のところへ、写
真を借ることを奉賛会の幹部が頼んではおき
ました。
いよいよ、当日、別の幹部がその写真を借り
にいくと、須磨子は「私は知らない、聞いてい
ない」というのです。「どういうわけでしょうかし
ら、実はXXさんからお願いしてある筈ですが」
というと「あゝXXさんからなら聞いています」と
いって、すぐ写真を出しました。
須磨子は文筆ならびなき女性でしたが、そう
いう理屈の多い人でした。
Posted by ひimagine at 06:00│Comments(0)
│豊橋の昔はなし