2017年02月20日
「昔はなし」その217 横田善十郎のオンチ
横田善十郎のオンチ
横田善十郎は横田屋菓子店の主人で、全国
の菓子業の先頭に立って税金撤廃運動などに
活躍した人です。外出するときはお召の三枚
重ねに高帽、それに、ステッキで大政治家のよ
うなスタイルですが、家に入るとすぐ紺のツツ
袖に着かえて粉だらけになって働いていまし
た。でも全国の菓子業者は神様のように扱っ
ていました。
この横田がいっぱいやろぅと端唄の御所車、
つまり「香に迷う」が得意でやりだすのですが、
これがまたひどいオンチでした。誰もががまん
できないほどのオンチなんです。たいへんな端
唄でした。
オンチの人も有りますが、横田ほど桁ハズレ
のオンチは珍しく、聞く人も笑うよりはアッケに
とられて顔をながめているばかりでした。
横田善十郎は横田屋菓子店の主人で、全国
の菓子業の先頭に立って税金撤廃運動などに
活躍した人です。外出するときはお召の三枚
重ねに高帽、それに、ステッキで大政治家のよ
うなスタイルですが、家に入るとすぐ紺のツツ
袖に着かえて粉だらけになって働いていまし
た。でも全国の菓子業者は神様のように扱っ
ていました。
この横田がいっぱいやろぅと端唄の御所車、
つまり「香に迷う」が得意でやりだすのですが、
これがまたひどいオンチでした。誰もががまん
できないほどのオンチなんです。たいへんな端
唄でした。
オンチの人も有りますが、横田ほど桁ハズレ
のオンチは珍しく、聞く人も笑うよりはアッケに
とられて顔をながめているばかりでした。
Posted by ひimagine at 06:00│Comments(0)
│豊橋の昔はなし