2017年02月05日
「昔はなし」その202 草わけ佐野メガネ店
草わけ佐野メガネ店
メガネの専門店を豊橋ではじめて開いたの
は札木の佐野メガネ店です。佐野メガネ店を
開いた先代はとてもおとなしい人でした。なん
でもメガネ店を開く前には教鞭をとっていたと
か聞きました。
私が名古屋の駅で、たまたま見かけた外国
婦人が、片方の手にもって眺めるメガネでもの
を見ていたのに感心して、豊橋へ戻ってから、
佐野メガネ店の先代に「あゝいうメガネはない
ものかね」とたずねると、二つほど店にあると
いう話しです。「ほしいものだ」というと出して
くれたのが一つは三百円、もう一つは三百五
十円に、びっくりしました。当時の三百円はた
いへんな金でした。私は困って「遠メガネのい
いのがきたら買わしてもらうからこれはやめと
きますわ」とことわって、三十銭のメガネをその
場で買ってきたことがあります。
メガネの専門店を豊橋ではじめて開いたの
は札木の佐野メガネ店です。佐野メガネ店を
開いた先代はとてもおとなしい人でした。なん
でもメガネ店を開く前には教鞭をとっていたと
か聞きました。
私が名古屋の駅で、たまたま見かけた外国
婦人が、片方の手にもって眺めるメガネでもの
を見ていたのに感心して、豊橋へ戻ってから、
佐野メガネ店の先代に「あゝいうメガネはない
ものかね」とたずねると、二つほど店にあると
いう話しです。「ほしいものだ」というと出して
くれたのが一つは三百円、もう一つは三百五
十円に、びっくりしました。当時の三百円はた
いへんな金でした。私は困って「遠メガネのい
いのがきたら買わしてもらうからこれはやめと
きますわ」とことわって、三十銭のメガネをその
場で買ってきたことがあります。
Posted by ひimagine at 06:00│Comments(0)
│豊橋の昔はなし