2016年11月26日
「昔はなし」その136 蓬宇の句碑
蓬宇の句碑
私の俳句の師で俳聖佐野蓬宇の碑は悟真寺
に小野道平、鈴木梅巌、水野耕雨らが主とな
って建てたわけです。蓬宇には辞世はなかっ
たので、今まで詠んだ句のなかで
梅にのこり柳にへりし寒さかな
をえらびました。
その除幕式のとき、馬見塚の寺にあった一畳
敷くらいの大きな広口を借りてきて、それへ梅
の木を生けました。あまりの巨木に来賓もただ
「見事なものですな」とほめるんですが、小野、
鈴木らは「いや、いま水野がこの梅の木にのぼ
って軽わざをしたところですよ」と冗談を言って
いました。
私の俳句の師で俳聖佐野蓬宇の碑は悟真寺
に小野道平、鈴木梅巌、水野耕雨らが主とな
って建てたわけです。蓬宇には辞世はなかっ
たので、今まで詠んだ句のなかで
梅にのこり柳にへりし寒さかな
をえらびました。
その除幕式のとき、馬見塚の寺にあった一畳
敷くらいの大きな広口を借りてきて、それへ梅
の木を生けました。あまりの巨木に来賓もただ
「見事なものですな」とほめるんですが、小野、
鈴木らは「いや、いま水野がこの梅の木にのぼ
って軽わざをしたところですよ」と冗談を言って
いました。
Posted by ひimagine at 06:00│Comments(0)
│豊橋の昔はなし