2016年11月20日
「昔はなし」その130 女郎とお取り膳
女郎とお取り膳
芸者は「かねつけ」をしましたが、女郎の方は
そういうことはいたしませんでした。ただ、深い
なじみになると、その客と同町内の人には金を
いくら出されても応じなかったものです。
深いなじみになると、膳などにお互いの定紋
などをつけて、その箱膳に二人が向いあって
食事などをしました。
惣菜なども、めいめいの小皿へ盛らないで、
一つ丼などへ盛って互いにハシを入れて食べ
ました。こういう食事のやり方をお取り膳と申し
ていました。「おい、今日はお取り膳でいこう」と
客がいうのは相向いで、一つの膳で喰べること
でした。
芸者は「かねつけ」をしましたが、女郎の方は
そういうことはいたしませんでした。ただ、深い
なじみになると、その客と同町内の人には金を
いくら出されても応じなかったものです。
深いなじみになると、膳などにお互いの定紋
などをつけて、その箱膳に二人が向いあって
食事などをしました。
惣菜なども、めいめいの小皿へ盛らないで、
一つ丼などへ盛って互いにハシを入れて食べ
ました。こういう食事のやり方をお取り膳と申し
ていました。「おい、今日はお取り膳でいこう」と
客がいうのは相向いで、一つの膳で喰べること
でした。
Posted by ひimagine at 06:00│Comments(0)
│豊橋の昔はなし